以前、転塾ついていくつか記事を書いたことがあります。今回はその一歩手前、そもそも転塾する前に試せることがあるのではないか、という視点で書いてみたいと思います。
転塾は最終手段。まずは今の塾でできることを探す

転塾は、一度決めると簡単には後戻りしにくい、大きな決断です。新しい環境への適応やカリキュラムのズレを埋める労力など、金銭面以外にも見えないコストがかかるものでもあります。
だからこそ、「合わない」と感じた時は、まずその原因がどこにあるのかを整理してみたいところです。塾そのものが合わないのか、特定のクラスや講師との相性なのか、それとも子ども自身の一時的な不調なのか。原因によって、試せることは変わってきます。決断する前に、今の塾でできる工夫がないか、一度立ち止まって考えてみてほしいと思います。
担当の先生に相談してみる
まず試してほしいのは、クラスの雰囲気や授業の進め方、成績の伸び悩みなど、感じている不満や不安を、担当の先生に率直に相談してみることです。
ただし、相談の仕方には少し注意が必要です。「転塾を検討している」とまでは伝えず、あくまで「お願いベース」の相談にとどめて、言葉選びに慎重になったほうが良いと思います。先生との今後の関係性や、その後の対応にも影響が出る可能性があるためです。
相談することで、こちらが把握していなかった対応策、例えばクラス変更や補講、個別フォローなどを提案してもらえることもありますし、塾内の特定の個人に問題がある場合は先生を介して注意がいくなど、環境改善の方向へ動いていただけるケースもあります。
クラスや曜日、校舎を変えてみる
同じ塾内でも、クラスや担当講師、通う曜日・時間帯を変えるだけで、状況が改善することもあります。ただし、この方法は小規模校舎では開設クラス数も少なく難しいかもしれません。
そういった場合、校舎そのものを変更するという選択肢もあります。同じ塾のブランドであっても、校舎によって講師の雰囲気や生徒層は意外と違うものです。「合わない」と感じている原因が、塾そのものではなく、特定のクラスや講師、校舎との相性である可能性も十分にあります。通塾を考えると簡単には校舎変更しにくいケースもありますが、転塾するよりもリスクやハードルは低いと思います。
家庭学習のやり方・サポート体制を見直してみる
転塾を検討する理由が塾の授業についていけていないと感じる場合、実は家庭学習のやり方に改善の余地があることもあります。宿題の取り組み方を見直したり、わからないところをその日のうちに一緒に確認したり、間違えた問題をノートにまとめて後で見返せるようにしたりと、家庭内でできる工夫は意外とたくさんあります。
まずはこうした家庭内のサポートを一通り試してみて、それでも状況が変わらないようであれば、個別指導や家庭教師の利用を検討するという選択肢も、サポート体制を見直す一環として持っておきたいところです。転塾する前に、まず家庭や周辺のフォロー体制を見直してみることをおすすめします。
ただ、個別指導などの外部サポートを受けつつ今の塾へ通い続けるか、進度がゆっくりな塾へ転塾するかは迷うポイントだと個人的には思います。金銭的な部分や今の塾の環境(子どもの友人が多い・先生が好きなど)を考慮した上での選択をすべきでしょう。
それでも改善しなければ、転塾を検討する

ここまで紹介したような工夫を試してもなお状況が変わらないのであれば、その時は転塾を前向きに検討していい段階だと思います。
先生への相談、クラスや校舎の変更、家庭内でのサポート、それでも改善しなかったという事実は、転塾を決断するうえでの後押しにもなりますし、何より本人や親自身が「できることはやった」と納得できる材料にもなります。「まずは試してみた」という経験自体が、転塾後も後悔しない判断材料になってくれるはずです。
最後に
転塾は最終手段としていつでも選べる選択肢です。だからこそ、まずは今の環境でできることを試してみてほしいと思います。焦って結論を出してしまうと、後になって「あの時、別のやり方もあったのでは」と思い返す場面が出てくるかもしれません。今の塾でできることを一通り試したうえで、それでも合わないと感じるなら、その時は自信を持って転塾という選択肢を選んでいいのだと思います。
下の子はノートにこだわりがあり、ナカバヤシのロジカルノートを愛用しています。が、あまり近くで売っていないのでもっぱらネット注文ばかり。地域的なものなんですかね?我が家の周りはキャンパスばっかりです。





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