先日、長子の塾から夏期講習のお知らせが届きました。毎年この時期になると、中学受験時代の夏のことを思い出します。
中学受験における夏期講習は、親にとっても子どもにとってもいろんな意味で一大イベントです。不安や憂鬱な気持ちを抱える親もいるのではないでしょうか?今回は夏期講習を経験した我が家の体験をもとに、心構えと乗り越え方をお伝えします。
夏期講習とはどんなもの?

夏期講習とは、夏休み期間中に集中して行われる特別講習です。通常授業とは異なり、毎日のように塾に通う生活が続くケースが多いのではないでしょうか?
我が家の経験から話しますと、学年によって内容・量・費用が大きく異なります。小4のうちはまだ余裕がありますが、小5で内容も量もボリュームアップし、小6の夏は「受験の天王山」と言われるほど重要な時期です。入試演習や志望校別の対策が本格化し、1日の大半を勉強に費やすようなスケジュールになってきます。
夏期講習がどんなものかをあらかじめ把握しておくだけで、心の準備がずいぶん変わってきますよ。
大変だったこと①|スケジュール管理と生活リズム
毎日のように塾がある生活は、子どもも親も想像以上にハードです。
特に気をつけたいのが生活リズムの維持です。起床・食事・復習・就寝の時間をある程度固定しておかないと、夏休みという開放感も相まって生活が乱れやすくなります。体力と集中力を保つためにも、規則正しいリズムを意識することが大切です。我が家の場合勉強の時間もある程度固定していましたよ。
そして親が担う重要な役割のひとつが宿題管理です。夏期講習中は宿題の量も多く、子ども任せにしていると気づけば大量に溜まっていたということになりがちです。
親がペースメーカーとして全体の宿題量を把握しながら、「今日はここまでやれば大丈夫」という見通しを子どもと一緒に立てることが大切です。頑張らせることも大事ですが、無理させすぎないように調整することも、伴走ママの大切な仕事だと思っています。
子どもの体力的に宿題が終わらなさそう・宿題をやり切っても塾に行く体力が残らなさそうなどの不安がある場合には、先生に相談して宿題の量を調整していただくことや参加する授業の取捨選択をすることも大切だと思います。
大変だったこと②|子どものモチベーション・メンタル管理
夏期講習は長丁場です。最初はやる気があっても、途中で子どもの気力が切れてくることがあります。
特に復習テストや確認テストの結果に子どもが落ち込んでしまう場面も多い時期です。結果を気にしすぎるあまり、塾に行くのが嫌になってしまうケースも珍しくありません。
大切なのは、結果よりも頑張っていることを認めてあげることだと私は思います。そして親自身が焦っていると、それが子どもにじわじわと伝わります。ママが「大丈夫、頑張ってるよ」と落ち着いていられるかどうかが、子どものメンタルにも大きく影響します。大変な時期だからこそ、ポジティブな声かけを意識すると良いかもしれません。
実体験|小5の夏「もう行きたくない」と言われた日

長子が小5の夏のことです。夏期講習の途中で「もう行きたくない」と言い渋る日が続きました。
毎日塾に行き、大量の宿題をこなし、テストを受け続ける。ゴールが見えない中でそれを繰り返す小5の子どもにとって、限界が来るのは当然だったのかもしれません。
思い切って塾の先生に面談をお願いしました。その面談の中で先生がこう言ってくれたんです。
「正直な話、小5の夏期講習が一番きついです。小6と同じくらいの勉強量を求められるのに、ゴール(入試)がまだまだ遠い。投げ出したくなって当然です。」
この言葉に、子どもだけでなく私自身も救われた気がしました。「そうか、これは当たり前のことなんだ」と思えただけで、気持ちがずいぶん楽になりました。子どもも先生と話したことがきっかけとなり、行き渋ることもなくなりました。
もし子どもが辛そうにしていたら、一人で抱え込まずに塾の先生に相談することを強くおすすめします。先生たちは毎年たくさんの子どもを見ています。きっと力になってくれますよ。
親自身の心構え
夏期講習中は、子どものメンタルを支えながら親自身のメンタルも削られていきます。
大切にしてほしいのは、完璧を求めすぎないことです。宿題が全部終わらない日があっても、テストの点が悪い日があっても、長い夏の中の一日に過ぎません。全体を通して前に進んでいればそれでいい、夏期講習に行ってるだけで花丸、くらいの気持ちで構えておくと少し楽になります。
そして夏期講習が終わったら、子どもへのご褒美を事前に用意しておくこともおすすめです。「夏期講習が終わったら○○に行こう」「好きなものを食べに行こう」など、終わりに楽しみがあると子どものモチベーション維持にもつながります。頑張り抜いた子どもへのご褒美は、次の頑張りへの活力にもなりますよ。
我が家は、夏期講習前にレジャースポットへお出かけをして夏期講習終わりに子ども希望のご飯を食べに行くのがお決まりでした。
最後に
夏期講習は、渦中にいるときは永遠に続くように感じますが、終わってみればあっという間です。むしろ終わってからの方が文化祭や入試説明会で親は忙しいくらいかもしれません。
子どもと一緒に乗り越えた夏は、必ずその子の力になります。辛い日があっても、ゴールを信じて一歩一歩進んでいきましょう。


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