苦手科目の克服、我が家がやってよかった方法。2人で全然違った話

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中学受験の伴走をしていると、苦手科目への対策は避けて通れないテーマです。「どうやって克服させればいいんだろう」と悩んだことがある親御さんも多いと思います。

我が家の2人を見ていて感じたのは、苦手への向き合い方は子どものタイプによって全然違う、ということでした。上の子と下の子で、有効だった方法がまったく異なりましたので、今回はそれぞれお伝えします。

上の子の場合、答えを見ない・自分で解ききる

上の子の苦手対策は、親が仕掛けたものではなく、本人の気質がそのまま方法になったという感じでした。

そもそも苦手対策という感覚が薄かった

上の子は正直なところ、宿題自体をやりたくないタイプでした。苦手科目を克服しようという意識はあまりなく、親が「苦手対策をしよう」と働きかけてもなかなか乗ってこない。そんな子でした。

親が勉強スケジュールを作ってもうまく行かない、気持ちを乗せようとしてもダラダラしてしまう、最終的には勉強中に寝てしまう。発達障害の特性もあったと今では理解していますが、当時は大変でした。

負けず嫌いが、意外な形で活きた

ただ、上の子には強い負けず嫌いの気質がありました。問題を解いていて答えを見ると悔しくなる。「自分で解けるはずなのに」という気持ちが強く、答えを見ることをとにかく嫌がりました。

その結果、時間をかけてでも自分で考え抜くというスタイルが自然と身についていきました。自分で考え抜いた答えというのは記憶に定着しやすく、苦手単元への克服へつながったように感じます。また、負けず嫌いが「次は同じ問題で間違えない」という気持ちへとなっていたように思います。

一方で、このやり方は時間がかかりすぎるというデメリットがあります。時間をかけても自分で解くというのは1問にかなりの時間を費やすこともあり、効率という面では決してよくありませんでした。こだわりが強く負けず嫌いな子だからこそハマった方法であって、そういった気質がない子にはおすすめしにくいと思っています。

下の子の場合、繰り返しより「理屈の理解」を意識した

下の子はコツコツ努力するタイプで、繰り返し問題を解くことも苦にしないタイプでした。気質的にも真面目で、模試のたびに必ずそう復習をして挑み、模試の後は苦手単元を一緒に洗い出して、次までに取り組む内容を整理する、ということを続けていました。

「なんとなくわかった気」になっていないか

ただ、何度も同じ問題を解き直すタイプの子に多いのが、「なんとなく答えを覚えてしまっている」というケースです。繰り返しているうちに答えのパターンが頭に入って、わかった気になっているけれど、実は理屈を理解できていないという状態です。

これは下の子にも見られた傾向でした。似たような問題には対応できるのに、少し形が変わると解けなくなる。そういうことが何度かありました。

「なぜそうなるのか」を先生に聞きに行く

そこで意識して声をかけるようにしたのが、「わからなかったら先生に聞きに行く」ということです。自分で解説を見てわかった気になってしまうのが一番危ない。答えを覚えるのではなく、なぜその答えになるのかの理屈を理解することが大事だと伝え続けました。

先生に質問に行くことで、自分の理解のどこが抜けているかが明確になります。理屈がわかると、問題の形が変わっても対応できるようになる。繰り返し解くことと合わせて、この「理屈の理解」を意識したことが下の子の苦手克服には効いたと感じています。

ちなみに、下の子は受験期には塾がある度に早めに行っては先生を捕まえて聞くという生活が当たり前のようにありました。常駐していないチューターや先生方にも顔を覚えられていて、卒塾後のお礼にお伺いした時にも声をかけていただけるほどでした。それだけ先生方に聞きに行ったのだなぁ、と実感できた出来事です。

最後に

苦手科目への向き合い方に、万能な正解はないと思っています。上の子のように答えを見ずに解ききることが合う子もいれば、繰り返しより理屈の理解を優先する方が合う子もいる。子どものタイプをよく見て、合った方法を探すことが大切だと感じています。

「苦手を克服しなければ」と焦りすぎると、子どもも親もしんどくなります。まずはどんな苦手なのか、なぜ苦手なのかを一緒に整理するところから始めてみてください。そこに、その子に合った対策のヒントがあると思っています。

最近話題のキングジムの学習タイマーです。残り時間がわかりやすく可視化されている点が良いですね。ポモドーロ機能もあり、勉強習慣をつけるサポートとしても良さそう!ちなみに上の子の自分の力で解くという話。何度かタイマーを使って「タイマー鳴ったら解くのやめて解説見ようね」と声掛けはしたのですがタイマーがなっても絶対解説見ない!」と泣き出す始末でなかなかに苦労しました。なので、上の子みたいなタイプよりは下の子みたいな努力型タイプの方が残り時間が可視化されたタイマーと相性がいいように思います。

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