「どうやって志望校を決めればいいんだろう」と悩む親御さんは多いと思います。今回は一般的なチェックポイントを整理してみました。我が家がどうやって選んだか、という話はまた別の記事でお伝えしようと思っています。まずは「何を見ればいいか」の整理から始めてみてください。
学校の雰囲気・校風

学校選びでまず確認したいのが、学校全体の雰囲気や校風です。説明会や文化祭に足を運んで、実際に目で見て感じることが大切です。在校生の様子や先生との距離感も、実際に見学してみると肌で感じ取れることが多いです。
校風の話ですが、管理型の学校か自由型の学校かという違いは、子どもの性格との相性に大きく関わります。規則がしっかりしている環境が合う子もいれば、自由度が高い環境で伸びる子もいます。ちなみに、説明会では学校側から明確に「うちは管理型です」「うちは自由型です」とおしゃられる事はほぼないので、親が説明を聞いたり先生・在校生の個別相談を聞いて判断するしかないように思います。
進学実績・教育内容
大学への進学実績は、多くの家庭が気にするポイントです。ただ、数字だけを見るのではなく、どういった大学にどれくらいの割合で進んでいるかを確認することが大切です。あわせて、指定校推薦の枠がどの大学にどれくらいあるかも確認しておくといいと思います。大学附属校でなくても、指定校推薦を活用することで希望の大学に進める可能性があり、学校選びの視野が広がります。
また、カリキュラムの特徴も重要な視点です。理系教育に力を入れている学校、英語教育が充実している学校、探究学習やプロジェクト型の学びを取り入れている学校など、学校によって方針はさまざまです。中高一貫の6年間をどう使うかという視点で、子どもの将来像と合っているかを考えてみてください。
立地・通学のしやすさ
意外と見落としがちなのが、通学のしやすさです。偏差値や校風が合っていても、毎日の通学が大変すぎると、6年間を通じて体力的・精神的な負担になります。通学時間や交通手段、乗り換えの有無などを実際に確認しておくことをおすすめします。「6年間、毎日この通学をするのか」という現実的な視点で見てみると、印象が変わることもあります。
個人的に確認しておいた方が良いと思う点は、公共交通機関トラブルがあった際に迂回ルートがあるかという点です。迂回ルートがない場合、タクシーなどの利用が可能かを検討しておくと良いと思います。公共交通機関の遅れだけでなく、気象などの影響でイレギュラーな動きが必要になるケースもありえます。
費用

私立中の費用は、授業料だけでなく、制服・教材・行事費・施設費などさまざまなものがかかります。入学前にパンフレットで確認できる費用だけでなく、入学後にかかる諸費用も個別相談などで確認しておくと安心です。海外研修や希望制の留学プログラムがある場合は、その費用も把握しておきましょう。
また、2026年度から私立高校の授業料が所得制限なく全世帯を対象に実質無償化されています。国の就学支援金が年45万7,200円を上限に支給される制度で、家計への負担がぐっと変わります。ただし、無償化されるのはあくまで授業料のみで、入学金・施設費・教材費などは引き続き自己負担となります。また、授業料が支給上限を超える学校の場合は差額分が自己負担になるため、志望校の授業料は事前に確認しておくことをおすすめします。

入試方式・難易度
入試方式には一般入試のほか、推薦入試や英語入試、英検の級によって加点される英検加点制度を採用している学校もあります。学校によって複数回受験できるて単純にチャンスが増える場合や複数回受験する事により加点がある学校もあります。受験を検討している学校の入試方式は早めに確認しておくといいと思います。気になる学校があれば、低学年のうちから入試説明会に参加しておくのがおすすめです。入試の傾向や方式は年度によって変わることもありますし、早めに情報を持っておくと学校選びの視野が広がります。
偏差値については、目安として参考にしつつも入試問題との相性もあるので数字にとらわれすぎないことが大切だと思います。特に低学年の場合は、まだまだ成績変動が十分にありえるので、数字にとらわれすぎず、親子が気にいる学校を探すべきです。
最後に
チェックポイントを並べると多く感じるかもしれませんが、すべてを完璧に満たす学校を探す必要はありません。何を一番大切にするかの優先順位を、家族で話し合って決めることが大切だと思っています。
我が家がどうやって志望校を選んだか、という具体的な話はまた別の記事でお伝えしようと思っています。ここで整理したポイントを参考に、まずは気になる学校の見学から始めてみてください。


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