「お金をかければ合格に近づく」は本当か。我が家が思うこと

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中学受験をしていると、「お金をかければかけるほど合格に近づくのでは」と、つい思い込んでしまうことはありませんか。私自身、そう感じてしまう場面が何度もありました。ただ、振り返ってみると、正直そうとも言い切れないというのが我が家の結論です。一定の金額までは効果があるけれど、そこを超えると頭打ちになる。今回はそのあたりの実感を書いてみたいと思います。

一定の金額までは、間違いなく効果がある

志望校対策として必要な講習やコースは、最低限しっかり受けさせるべきだと思っています。

例えば、灘のような難関校を目指すのであれば、灘向けの専門講習やコースは、必須で必要な投資だと感じています。基本的な学習環境を整えることは、合否に直結する土台になるものです。テキスト代や模試代、志望校の傾向に合わせた対策授業など、周りの受験生が当たり前に受けているものを揃えられていない状態では、そもそも同じスタートラインに立てません。ここにお金を惜しむと、努力する以前の準備段階で差がついてしまい、戦う土俵に立てないという状況になりかねません。

この部分に関しては「お金をかければ合格に近づく」という課金の仕方と言えると思います。

ただし、同じような投資を重ねても効果は頭打ちになる

一方で、必要な講習を1つ受けていれば十分で、同じようなコースを2つ、3つと重ねて受けさせるのは、正直なところ過剰だと思っています。追加で個別指導を重ねるなど、「念のため」の課金が、必ずしも合格率を上げるわけではないというのが実感です。

辛辣な話かもしれませんが、中学受験、特にセンスやひらめきを問うタイプの入試問題を出す学校では、地頭の要素もそれなりのウェイトを占めていると感じています。ただし、これは「お金でどうにかできる部分ではない」というだけの話です。努力で近づくことは十分に可能だと思っています。その努力とは、お金をかけることではなく、本人がどう取り組むか、その姿勢や工夫次第なのではないかと考えています。

正直、我が家は課金しがちだった側だと思う

正直に言うと、我が家は「お金をかければ受かるかもしれない」という気持ちで、不要な講習を取ってしまっていた側だったと思います。

特に、地頭の良さを感じていた上の子を見てきたからこそ、努力家の下の子の成績がなかなか上がらない、上の子を越えられないという状況が、親としては苦しく感じられました。その苦しさから、下の子には課金しがちだったというのが正直なところです。今思えば、それは「お金で何とかしようとしていた」だけで、下の子に本当に必要だったのは、別の関わり方だったのかもしれないと感じています。

最後に

お金は、一定のラインまでは合格に近づく効果があります。ただ、そこから先は、際限なく課金しても意味がないというのが我が家の実感です。我が家自身、その頭打ちのラインを超えて課金してしまっていた自覚があります。必要なものを見極めて投資することの大切さを、身をもって感じています。

不安な気持ちから「もう少し課金すれば」と思ってしまう瞬間は、これからも何度も訪れるかもしれません。それでも、お金では埋められない部分があることを忘れずに、本人の努力や取り組み方に目を向けることの方が、結果的には大切なのではないかと今は思っています。

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