小6の11月、上の子が「塾辞めたい」を繰り返した話

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受験直前期に子どもが「もう辞めたい」と言い出す話は、我が家だけではないと思っています。上の子は小6の11月頃から、毎週のように「受験辞めたい」「塾辞めたい」を繰り返すようになりました。あのときのことを正直にお伝えします。

11月から毎週「辞めたい」が始まった

11月に入ったころから、上の子の様子が変わり始めました。塾への行き渋りが目立つようになり、「受験辞めたい」「塾辞めたい」という言葉が毎週のように出てくるようになりました。暴れることもありました。これまでは行き渋りをしても1度きりで長くは続かず、塾へ行けば機嫌よく帰ってくることばかりだったのに。

塾の先生にも相談しましたが、あまり改善はなく。それでも何とかごまかしごまかし通塾を続けていました。「なぜこうなってしまったのか」がわからないまま、言い合いを繰り返す日々が続きました。

何度目かの言い合いで、やっと原因がわかった

何度目かの言い合いのとき、上の子がぽつりと言いました。「塾が楽しくない」と。

入試本番が近づくにつれて、塾の授業内容が変わっていきます。過去問演習が中心になり、静かに問題を解き続ける時間が長くなる。雑談も少なくなり、ピリピリとした緊張感が漂い始める。それは仕方のないことなのですが、上の子が大好きだった塾の雰囲気とはかけ離れた環境になっていたのです。

先生や友達との会話、ワイワイとした雰囲気の中で勉強することが好きだった上の子にとって、その変化は想像以上にしんどいものだったようです。受験前のピリピリしたムードも、本人にとってはプレッシャーやストレスになっていたのだと思います。

原因がわかったとき、「そういうことだったのか」と腑に落ちる感覚がありました。やる気がないわけでも、受験が嫌いなわけでもなかった。ただ、大好きだった塾が変わってしまったことが、辛かったのです。

12月に入ると、吹っ切れた

正直なところ、この時期の「辞めたい」には時間薬の側面が大きかったと感じています。

12月に入ると、上の子の様子が変わり始めました。「もう受験直前だ」という現実がより鮮明になってきたからか、ある意味吹っ切れたような様子が見え始めたのです。塾に行きたくないということも、いつの間にかなくなっていました。

冬休みには、親子で毎日のように言う合言葉のようなものがありました。「あと少し!あと少し!早く合格を決めて受験を終わらせよう!初日の午前校の合格を必ず掴みに行こう!」。2人でそう言い合いながら、最後の追い込みを乗り越えました。

そして受験が終わりに近づいた頃、上の子は「塾が終わってしまうのが寂しい」と言っていました。あれだけ「辞めたい」と言っていたのに、と思うと少し笑ってしまいますが、それだけ塾のことが好きだったということなのだと思っています。

最後に

受験直前期の「辞めたい」は、やる気がなくなったわけではないことも多いと思っています。環境の変化、プレッシャー、緊張感。そういったものが積み重なって、気持ちが折れそうになる時期は誰にでも来るかもしれません。

原因がわかるまで時間がかかりましたし、その間はひたすらしんどかったです。でも焦りすぎず、言い合いを重ねながらも向き合い続けたことで、最後には一緒に走り切ることができました。

同じように直前期に「辞めたい」が出てきたとき、少し立ち止まって「なぜ辞めたいのか」を探してみてください。その答えの中に、乗り越えるヒントがあるかもしれません。

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