ADHDの子の中学受験。疲れやすさ+生活リズムの崩れにどう対応していたか

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中学受験当時は、まだ発達障害がわかっていませんでした。ただ、上の子はもともとよく寝る子でした。それでも、生活リズムが崩れやすい場面はあり、意識して気をつけていたことがいくつかあります。今回は、そのあたりを振り返ってみたいと思います。

もともとよく寝る子だったけれど

上の子は、もともと睡眠時間をしっかり取るタイプの子でした。当時は「よく寝る子だな」という程度にしか思っていなかったのですが、後になって、ADHDには疲れやすいという特性があることを知りました。あの頃のよく寝る様子は、まさにその特性の表れだったのだと、答え合わせができたような気持ちになりました。

とはいえ、いつも順調だったわけではありません。共用のタブレットを使って、隠れてYouTubeを見て夜更かししていたというようなことも何度もありました。気をつけていても、こうした「隙」は生まれるものだと実感しています。

一番リズムが崩れやすかったのは夏休み

学校がある時期は、登校という時間の区切りがあるため、ある程度生活リズムが保たれていました。ただ、夏休みは圧倒的にリズムが崩れやすい時期でした。夏期講習で生活時間が不規則になりやすいことに加え、学校という強制的な起床要因がなくなることも、リズムが崩れやすくなる背景だったと思います。まあ、疲れやすい子の起床時間が遅くなる…なんてある意味当たり前のことではあるのですけどね。

冬休みや春休みも同じように崩れがちにはなるのですが、休みの期間自体が短いこともあり、夏休みほど深刻ではなかったという印象です。

崩れないように、1日のスケジュールを決めて動く

とはいえ、夏休みだから生活リズムが崩れても良いわけではありません。というか、夏休み以外でもついついタブレットで動画を見て夜更かししてリズムを崩して学校や塾で寝るというような生活になることがあります。

そうならないための対策として、我が家は1日のスケジュールを決めておくということを意識してやっていました。これは夏休みに限った話ではなく、日常的にも1日のスケジュールをあらかじめ決めて、それに沿って動くようにしていました。特に生活リズムが崩れやすい夏休みは、このスケジュール管理がより重要になっていたと感じています。

具体的には、起床時間とご飯の時間はできるだけずらさないことを意識していました。そして、そのスケジュールの中には、昼寝の時間も必ず組み込むようにしていました。スケジュールを決めておくことで、「なんとなく夜更かししてしまう」という流れを防ぎやすくなっていましたし、お風呂や寝る時間の誘導も比較的スムーズに促すことができました。

睡眠時間は、まとめても細かくも確保する

夜は、最低でも7時間の睡眠時間を確保するようにしていました。そのうえで、さらに昼寝の時間も作るようにしていました。塾への送迎中、車内で寝かせるようにしていましたし、30分程度の昼寝も意識的に取り入れていました。勉強中にどうしようもなく眠くなってしまった時は、無理に続けさせるのではなく、思い切って昼寝の時間に切り替えることもありました。

まとめてもとるし、細かくもとる。そんな柔軟な形で睡眠を積み重ねていました。高校生になった今も、上の子は昼寝の時間をきちんと取り、1日を頑張り切るという生活を続けています。

最後に

発達特性を持つ子の生活リズムは定型発達の子以上に崩れやすいものだと思っています。だからこそ、完璧を目指すのではなく、スケジュールを決めることや、まとめても細かくも睡眠を確保することなど、できる範囲で整えていくことが大切だったと感じています。

当時は「よく寝る子だな」としか思っていませんでしたが、今振り返ると、あの睡眠時間そのものが、この子なりに頑張るための土台になっていたのだと思います。特性がわかっていなくても、子どもの様子をよく見て、無理をさせすぎないようにするという姿勢自体は、誰にとっても大切なことなのかもしれません。

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