志望校に届くかわからない時期、漠然とした不安との付き合い方

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中学受験の伴走をしていると、「このまま志望校に届くのだろうか」という不安に、何度も向き合うことになります。上の子・下の子どちらの受験でも、この漠然とした不安とは何度も付き合ってきました。今回は、その不安とどう向き合ってきたかを振り返ってみたいと思います。

不安は、何度も波のように訪れるもの

「この時期が一番不安だった」と言い切れるほど、はっきりした山はありませんでした。模試の結果が返ってくるたびに、判定を見るたびに、その波が繰り返し押し寄せてくる。そんな感覚に近かったように思います。

判定が良ければ良いで「このまま維持できるだろうか」という不安が生まれ、悪ければ悪いで「このままで本当に間に合うのだろうか」という不安が生まれる。結局、どちらに転んでも、不安の種はどこかに残り続けるものなのだと感じています。

私が辿り着いた考え方は「諦める」に近い感情だった

不安と付き合う中で、最終的に私が辿り着いたのは、ある種の「諦め」に近い感情でした。「なるようにしかならない」。そう考えるようにしてから、少しだけ気持ちが楽になりました。

また、第一志望に届かず、第二志望や第三志望への進学になったとしても、後悔しない学校選びをしておくことも意識するようにしていました。結果がどうなるかは、最後まで誰にもわかりません。当日、急な体調不良になって実力を発揮できない可能性だってある。だからこそ、結果以外の部分で後悔しないようにしておく、というのが私なりの落としどころでした。

上の子は、ギリギリで判定が届いた

波のような不安を抱えながらも、上の子は最終的に判定的にギリギリ届くところまで来ました。ただ、「ギリギリ届いている」という状態は、それはそれで気の抜けない緊張感が続くものでした。届いているからといって、安心できるわけではなかったのです。

上の子はもともと、あまり頑張り込むタイプの子ではありませんでした。だからこそ、無理に発破をかけるようなことはせず、本人のペースを見守るようにしていました。

下の子は、2つの第一志望から一つに絞るという決断をした

下の子には、判定が届いている学校と、届いていない学校、同じくらい行きたいと思っていた第一志望が2校ありました。10月頃、判定が届いていない方の学校は受験しないと決めました。この決断をしたのは、私ではなく本人です。

その学校の対策に使っていた時間や労力を手放すことで、もう一方の行きたい学校への合格を、より確実なものにするために志望校対策に集中する。そういう戦略を、下の子自身が選び取りました。2つの第一志望から一つを選ぶというのは簡単な決断ではなかったはずですが、結果的にはこの選択が良い方向に働いたと感じています。

最後に

志望校に届くかどうかの不安は、消えるものではなく、波のように何度も訪れるものでした。それでも、「なるようにしかならない」という気持ちと、後悔しない学校選びという軸を持っておくことが、不安と付き合ううえでの支えになっていたと感じています。

上の子・下の子、それぞれ違う形で不安と向き合いましたが、最終的にはどちらも、自分たちなりに納得できる結果にたどり着けたと思っています。不安をゼロにすることはできませんでしたが、不安を抱えたまま前に進む方法は、少しずつ見つけられたのではないかと感じています。

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