塾の自習室を使わせるべきかどうか、正直に言うと「子どもによる」というのが結論です。ただ、それだけでは参考にならないと思うので、今回は我が家の実例をもとに、どういう子、どういう時期に向いていそうかを考えてみたいと思います。
上の子は、自習室をほとんど使わなかった

上の子は発達特性もあり、自習室に行ってもほとんど使いこなせませんでした。実際、自習室にいても、寝てしまっていることが多かったようです。
発達特性があると、自分を律して黙々と勉強する力が弱いことが多いと感じています。中には静かな環境で黙々と集中して勉強するというのが得意な特性を持つ子もいますが、少なくともうちの子は気が散りやすく集中力が途切れやすかったです。自習室という、先生の目が常に向いているわけではない自由な環境そのものが、上の子には向いていなかったのだと思います。
自習室に「気軽に行く」のは、実は難しい
小3・小4のような低学年のうちも、同じ理由で自習室はあまり向いていないのではないかと思っています。自制して黙々と勉強する力が、まだ十分に育っていない時期だからです。
加えて、塾が相当近くない限り、自習室に行くこと自体に時間がかかってしまい、「少しだけ勉強しに行く」という気軽な使い方が難しいという実務的な面もあります。1時間勉強するために、移動時間に往復1時間以上かかる…となるとなかなか自習室へ行くという選択をしにくくなります。
教材を持って行く手間も発生しますし、長時間滞在するとなると、その分荷物も多くなります。このあたりのハードルは、意外と見落とされがちですが、実際には無視できないポイントだと感じています。
自習室が生きてくるのは、ある程度力がついてから

自習室が本当に生きてくるのは、ある程度まとまった時間、自分を律して勉強できる力がついてきてからではないかと思います。目安としては、小5以降くらいからが活かしやすいタイミングだと感じています。先生にその場で質問できることなど、自習室ならではのメリットも大きいので、力がついてきたタイミングでうまく取り入れられると、勉強の効率も上がりやすくなります。
塾と自宅の距離次第にはなりますが、「勉強は塾で、自宅では勉強しない」というふうに環境を切り分ける使い方も、集中力を保つうえでは良い方法だと思います。我が家の場合は塾までの距離が遠すぎて、この使い方はできませんでしたが、近くに塾がある家庭であれば検討してみる価値はあるのではないでしょうか。
下の子は、小6から自習室を好んで使うようになった
下の子は、小6になってから、自ら進んで自習室に通うようになりました。一番よく使っていたのは、受験本番が近づき、過去問や志望校の類題を解いていた時期です。受験問題は難易度が高く、答えを見ただけでは理解できないこともあります。そんな時、同じ問題を何度も先生に質問しに行っていたようです。
上の子とは違い、下の子にとっては、自習室が心強い味方になっていたのだと思います。やはり、子どもによって合う・合わないがあるのだな、と感じています。
最後に
自習室が向いているかどうかは、正直「子どもによる」というのが結論です。ただ、発達特性の有無や、自制心がどれくらい育っているかという学年的な目安は、判断材料の一つになりそうだと感じています。
上の子と下の子、まったく違う使い方をした2人を見てきたからこそ、「自習室は絶対使うべき」とも「使わなくていい」とも言い切れないというのが正直なところです。無理に使わせようとするのではなく、その子が今、自習室を活かせる段階にあるかどうかを見極めてあげることが、一番大切なのかもしれません。
通塾には大きめのリュックを使っていました。下の子は小6になると大きなリュックをパンパンにして自習室に向かっていました。塾が終わると同時に通塾用のリュックを使うことは無くなりましたが、今でも大事に置いてあります。まだまだ使えるので、近々子どもの防災リュックになってもらう予定です。



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