塾弁は悪くない。入塾前は否定派だった私の心境が変わった話

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塾で夕食を食べさせることに、否定的な意見があるのも事実だと思います。「家族で食卓を囲む時間が減ってしまうのでは」「塾でご飯なんて、子どもがかわいそう」といった声も、耳にしたことがあります。実は私自身も、子どもを塾に通わせる前は、どちらかというとそちら側の考え方でした。今回は、そんな私の気持ちがどう変わっていったか、そして実際の塾弁時間がどんな雰囲気だったかをお伝えしたいと思います。

塾に通わせる前、私も塾弁には否定的だった

正直なところ、通塾を始める前は、塾で夕食を食べるというスタイル自体に、あまりいいイメージを持っていませんでした。家で家族と一緒に食べる夕食こそが大切、という思い込みがどこかにあったのだと思います。世間的にも、塾での夕食に対して否定的な意見があることは、今でも理解できる部分があります。

入塾説明会で見た、休憩時間の写真がきっかけだった

その気持ちが変わったのは、入塾説明会がきっかけでした。説明会で見せてもらった、塾生たちがお弁当を食べている休憩時間の写真。そこに写っていたのは、想像していたよりもずっと楽しそうな光景でした。男の子も女の子も関係なく、友達同士でわいわいお弁当を広げる様子が写真には写っていました。この姿を見て、「こういう青春の形もあるのかもしれない」と、自分の考えが少しずつ変わっていったのを覚えています。

実際、子どもたちは塾弁を嫌がらず、むしろ楽しそうだった

実際に通わせてみると、上の子も下の子も、塾で夕食を食べることを嫌がる様子はまったくありませんでした。むしろ、休憩時間そのものが、子どもたちにとって楽しい時間になっていたように見えます。勉強の合間のわずかな時間ではありますが、友達とご飯を食べながらほっと一息つける、貴重な時間だったのだと思います。

ちなみに、コロナ禍を経て、黙食を求められる時期など、塾弁のスタイルにも多少の変化はありました。ですが、それでも子どもの口から「塾でお弁当を食べる時間が好きではない」などの言葉は一度も聞いたことはありません。

休憩時間のちょっとした「あるある」

子どもから聞く休憩時間の話は、いつもどこか微笑ましいものでした。「○○さん、マクドナルド持ってきてた!」というような、友達同士の弁当トークを聞かせてもらうこともよくありました。何を食べているかで盛り上がったり、お互いのお弁当を見せ合ったり。そこから話が広がって、学校の給食のメニューの話になったりすることもあったようです。塾弁の時間は、勉強一辺倒になりがちな受験生活の中で、ちょっとした息抜きと交流の場になっていたのではないかと感じています。

中学に入ってからも、家族の夕食事情はそんなに変わらなかった

2人の子どもの中学受験を終え、家族揃っての夕食が取りやすくなるだろうと思っていましたが、実際はそこまで劇的には変わりませんでした。もちろん、中学受験期に比べればマシにはなりましたが、帰宅時間や部活、それぞれの予定を考えると、毎日全員揃って食卓を囲むというのは、やはり簡単なことではないと感じています。

だからといって、塾弁生活を選んだことを後悔しているわけではありません。家族の夕食時間と、塾での学びの時間、その両方を同時に取ることはできない以上、どちらを大切にするかは、各家庭の状況や考え方次第なのだろうと思っています。あくまで私の意見ではありますが、子どもが楽しそうに学校へ通っている姿をみると「これでよかったかな」と思えます。

最後に

今振り返っても、塾弁の時間は決して悪いものではなかったと思っています。否定的なイメージだけで判断せず、実際に子どもたちがどんな様子で過ごしているかを見てみると、また違った印象を持てるかもしれません。うちの子どもたちにとっては、あの時間もまた、受験期の大切な思い出のひとつになっているように思います。

ちょっとでも家庭で食べるご飯と近いものに…という親の勝手な願いから、我が家は保温弁当箱を使っていました。今では保温弁当箱も色々な種類が出ていて選ぶのがとても楽しいですね。うちの子の中学受験時代はここまで種類が多くなくて、量と重さと大きさを天秤にかけながら悩んで選んでいました。

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