ケアレスミスはなくならない。それでも我が家が試した2つのアプローチ

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これは塾の先生からの受け売りでもあるのですが、私はそもそも「ケアレスミスをなくす」という視点自体を持たないようにしています。ケアレスミスは、どんなに気をつけていても誰にでも起こるものだと思っています。とはいえ、それだけで終わらせるわけにもいきません。今回は、ケアレスミスとどう付き合っていくか、我が家で試してきたアプローチを振り返ってみたいと思います。

「ケアレスミスをなくす」ではなく「どう付き合うか」

ケアレスミスは、どれだけ気をつけていてもゼロにはできないものだと思っています。だからこそ、なくそうと意気込むより、どうアプローチするかを考える方が現実的です。我が家で見てきた限り、ケアレスミスとの付き合い方には、大きく分けて2つのアプローチがあると感じています。

アプローチ①「さっさと解いて、何度も確認する」

ひとつは、全体をまず急いで解き、時間のかかりそうな問題やわからない問題は一旦飛ばしてしまうというやり方です。その代わり、計算問題や簡単な問題など、必ず合わせておきたい問題については、2度、3度と確認を入れます。ある程度確認が済んでから、時間をかけてじっくり考える問題に取り組む、という流れです。

下の子にはこのやり方があっていたようです。見直しや解き直しのタイミングは、残り時間との相談になる部分も大きいので、そのあたりの感覚は本人に委ねていました。このやり方は、ケアレスミス対策の確認のために時間残すというアプローチ方法だと思います。

アプローチ②「1問ずつ丁寧に解いて、一度で合わせる」

もうひとつは、1問ずつ丁寧に解き、一度で答えを合わせにいくというやり方です。確認する時間を作るというよりは、確認しなくても大丈夫な状態を最初に解いた時点から作っておく、というようなアプローチ方法です。上の子はこちらのタイプでした。

上の子は、そもそも計算問題にも時間がかかるタイプでした。こだわりの強さのような特性も影響していたのかもしれません。早く解くこと自体がもともと得意ではなく、マイペースに解き進めるタイプでした。正直なところ、中学受験当時は、解き終わったらそのまま見直しをせずに終えていたのではないかと思う場面もありました。それでも、きちんと正解を積み重ねて、良い成績を取っていました。

高校生になった今でこそ、見直しや解き直しをするようになりましたが、当時はこのやり方が上の子には合っていたのだと思います。

どちらが合うかは、子どものタイプによる

2人のやり方を見てきて感じるのは、どちらが優れているというわけではなく、その子に合ったやり方があるだけだということです。見直しの回数や時間配分は、最終的には本人の感覚に委ねる部分が大きく、親が「こうしなさい」と一律に押し付けるものではないのかもしれません。

ただし、どちらのアプローチを取るにしても、時間の使い方や、いわゆる「捨て問題」を見極める感覚は、身につけておくべきだと思います。どれだけ丁寧に解くタイプでも、どれだけ素早く解くタイプでも、時間配分の感覚がなければ、結局は最後まで解ききれずに終わってしまうからです。

最後に

ケアレスミスをなくそうとするのではなく、その子に合ったアプローチを見つけていくこと。それが結果的に、ミスとの上手な付き合い方になっていくのではないかと感じています。上の子と下の子、まったく違うタイプの2人を見てきたからこそ、「これが正解」というやり方は一つではないのだと実感しています。今、ケアレスミスに悩んでいるご家庭も、お子さんに合った付き合い方を一緒に探してみる、というくらいの気持ちで向き合ってみてもいいのかもしれません。

時間の使い方の習得にはこういうタイマーを使ってみると良いかもしれません。残り時間が可視化されていて、どれくらい解けているか・見直しをする時間はあるかなどが直感的にわかりやすいように思います。特に低学年のうちは、デジタルタイマーよりもこういった時計型のタイマーの方が良いかもしれませんね。

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