私立中の海外渡航費、想定の1.5倍以上かかった話。円安・世界情勢リスクも頭に入れて

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私立中への入学前に費用をある程度調べておいたつもりでも、入学後に「こんなにかかるとは思わなかった」という出費が出てくることがあります。今回はその中でも特に大きかった、海外渡航費についてお伝えします。

海外への修学旅行がある学校だった

近年、海外への修学旅行を取り入れる私立中学が増えてきているように感じます。グローバルな教育環境を魅力に感じて学校を選ぶご家庭も多いのではないでしょうか。

我が家が進学した学校も、海外渡航のプログラムがある学校でした。入学前から海外への修学旅行があることは把握していて、ある程度の費用も想定していました。「それなりにかかるだろう」という心づもりはあったのですが、実際にかかった金額はその想定を大きく上回るものでした。

円安で想定の1.5倍以上に

想定外だったのが、近年の急激な円安の影響です。入学時点では予想していなかったほど円安が進み、海外渡航にかかる費用が跳ね上がりました。最終的には当初想定していた金額の1.5倍以上になりました。

これは我が家だけの話ではなく、学校側も予想外の事態だったようです。緊急の保護者説明会が開かれ、費用の増加について説明がありました。学校としても対応に苦慮していた様子でしたが、それでも費用は避けられない現実としてのしかかってきました。

為替は誰にも予測できません。入学時点では適正に見えた費用が、数年後には大きく変わっている可能性があるということを、身をもって感じた経験でした。

海外渡航にはさまざまなリスクがある

海外渡航の費用が想定外になるリスクは、円安だけではありません。

コロナ禍では、海外への修学旅行が中止になったり国内プログラムに切り替わったりした学校が多くありました。楽しみにしていた海外渡航が突然なくなる、あるいは別のプログラムに変更されるという経験をした生徒・保護者は少なくないと思います。

また、戦争や紛争など世界情勢の変化によって、渡航先が危険地域に指定されたり、急遽行き先が変更になったりするリスクもあります。近年の世界情勢を見ていると、こういった事態は決して遠い話ではないと感じています。

円安・感染症・世界情勢。これらが重なれば、海外渡航のプログラムそのものが中止や大幅な変更を余儀なくされる可能性があります。「海外に行けること」を前提にした学校選びをする場合は、こういったリスクも頭に入れておく必要があると思っています。

海外渡航目的で学校を選ぶ際に知っておきたいこと

費用についてはパンフレットに記載されている金額をそのまま信じすぎないことが大切です。為替の変動によって実際の費用は大きく変わります。ある程度の余裕を持った費用計画を立てておくことをおすすめします。

希望制の留学プログラムがある場合はその費用も個別相談で確認しておくと安心です。パンフレットには概算しか載っていないことも多く、実際にかかる総額は想定より高くなるケースがあります。

また、渡航中止・変更になった場合の対応方針も確認しておくといいと思っています。代替プログラムの内容や費用の扱いなど、万が一の際にどう動くかを把握しておくことで、いざというときに慌てずに済みます。近年のコロナ禍や急激な円安を経験し、学校側としても何らかの回答がしやすい状況にもあると思います。

最後に

海外渡航のプログラムがある学校の魅力は本物だと思っています。グローバルな経験は、子どもにとって大きな財産になります。

ただ、その魅力とあわせてリスクも現実として存在します。費用が想定以上になる可能性、渡航できなくなる可能性。それを踏まえたうえで、家計への影響も含めて検討してほしいと思っています。

「海外に行けるから」という理由だけで学校を選ぶのではなく、リスクも含めたうえでの選択であってほしい。我が家の経験が、その判断材料のひとつになれば嬉しいです。

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