発達障害の子の勉強環境の整え方。ADHD+ASDの上の子で試したこと

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発達特性のある子にとって、勉強環境は学習効率に大きく影響します。どこで、どんな環境で勉強するかが、集中できるかどうかを左右することも少なくありません。

今回は上の子(ADHD+ASD)の経験をもとに、我が家で試したことをお伝えします。なお、ホワイトボードを使った立って勉強できる環境の作り方については別の記事でお伝えしているので、あわせて読んでもらえると参考になるかもしれません。

視覚的な刺激を減らす

ADHDの特性として、視界に余計なものが入ると注意がそちらに向いてしまいやすいという傾向があります。勉強しようとしていても、目に入ったものが気になって集中が途切れてしまう。そういったことが起きやすいです。

我が家ではリビングのテーブルで勉強させていましたが、勉強に関係のないものはテーブルの上に置かないようにしていました。リモコン、雑誌、食べかけのお菓子……普段なら気にならないものも、勉強中は気が散る原因になります。勉強を始める前にテーブルをすっきりさせておくことを習慣にしていました。

また、テレビや気になるものが視界に入らないようにするため、冒頭の別記事で紹介しているホワイトボードをパーテーション代わりに使っていた時期もあります。もちろん、ホワイトボードは何も書いていない状態で気が散らないようには注意していました。

BGMは科目によって使い分けた

音楽をBGMにして勉強することについては、上の子は本人の好きな曲をかけながら勉強していました。ただ、すべての科目でBGMありにしていたわけではありません。

算数など、勢いや乗りで解き進めていける科目はBGMありでも集中できていたようです。一方、社会など暗記が中心の科目はできる限りかけないようにしていました。音楽が耳に残ってしまうと、覚えたいことが頭に入りにくくなるからです。とはいえ、集中が切れたり勉強に飽きるくらいなら多少音楽で頭に入りにくくなったとしても勉強を続ける方が良いだろうと割り切ってBGMをかけていることもありました。

BGMが合うかどうかは子どもによっても違いますが、科目によって使い分けるという視点は参考にしてもらえるかもしれません。逆に、周囲の音が気になって集中できないというタイプの子には、イヤーマフを使うという方法もあります。完全に音を遮断することで集中しやすくなるケースもあるので、試してみる価値はあると思っています。

勉強スペースはずっとリビングだった

上の子は最後まで自室では勉強しませんでした。自室にこもると、気がつくと寝てしまうということが続いたからです。つまらなくなるとそのまま横になってしまうので、リビングで勉強させる方が現実的でした。

リビングであれば親の目が届きますし、適度な声かけもできます。ただ、これが難しくて。声をかけると「わかってる!」とキレてしまうことも多く、どのタイミングでどう声をかければよかったのか、今でも正直わかりません。かといって声をかけなければ止まってしまう。あの頃、どうするのが正解だったのかは、今も答えが出ていません。

完璧な対応はできなかったと思っていますが、それでもリビングで勉強するスタイルを続けたことで、完全に勉強が止まってしまう状況は避けられていたと感じています。

道具・グッズの工夫

勉強道具については、本人が気に入るものを使わせるようにしていました。好きなデザインのペンやノートがあると、それだけで勉強への抵抗感が少し減ることがあります。今振り返ると、なかなか文房具に対するこだわりも強めだったと思います。こだわりの強さはASDの特性だと思いますが、当時はやはり気付きませんでした。

また、整理整頓が苦手な特性もあったので、収納はできるだけシンプルにしていました。細かく分類するより、「ここに入れればいい」という場所をひとつ決めておく方が、続けやすかったです。

最後に

勉強環境の正解は、子どもによって違います。リビングがいい子もいれば、自室の方が集中できる子もいます。BGMが助けになる子もいれば、無音の方がいい子もいる。

試行錯誤しながら、子どもに合う環境を一緒に探していくしかないのかなと思っています。うまくいかないことが続いても、それ自体が「この子には合わなかった」という大事な情報です。我が家も今でも試行錯誤を続けながら本人に一番合う方法を探し続けています。同じような悩みで悩んでいるママも、あきらめずに探し続けてほしいと思っています。

リビング学習に良いなと思ったのがこちらの卓上のパーテンションです。普段は折りたたみでコンパクトに収納ができるのも良いところ。気が散ってしまうタイプの子の情報遮断が手軽にできます。我が家は何度も導入を検討したのですが、本人が嫌がって導入には至りませんでした。(正直今でも導入したい)広々と勉強スペースを取りたい子には向かないかもしれませんが、小さいうちから導入すれば気にならないのだと思います。

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