なぜ中学受験をさせようと思ったのか。2人の子どもそれぞれの理由

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「なぜ中学受験をしようと思ったんですか?」

中学受験をするというと周囲からそのような疑問を投げかけられることがあるのではないでしょうか。中学受験をしようと決める理由は、家庭によって本当にさまざまだと思います。

我が家は2人とも中学受験をしましたが、その理由はまったく違いました。今回は、それぞれの経緯を正直にお話しします。

長子の場合|「この子、周りと少し違うかも」という直感から

長子の場合、本人希望というよりは親主導での中学受験でした。

幼稚園の頃から感じていた違和感

長子については、幼稚園の頃からなんとなく「周りの子と少し違うかも」という感覚がありました。園の先生からも指摘を受けることがあり、発達検査を受けたこともあります。ただ、検査の結果は病院での要検査や療育の対象にはならないというものでした。

「問題なし」と言われたものの、親としての違和感は消えないまま。「この子、公立中学でうまくやっていけるだろうか」という不安が頭の片隅に残り続けていました。

いじめが心配だった

一番心配していたのは、いじめです。 個性的な子が公立中学という環境の中でターゲットにならないか、それがずっと気がかりでした。

公立中学よりも私立中学の方がトラブルへの対応が早く、サポートも手厚いだろうという考えが、中学受験を決めた大きな理由のひとつでした。この予想は、入学後に概ね合っていたと感じています。

中学入学後に発達障害が発覚

中学に入ってから、長子に発達障害があることがわかりました。受験中や私立中学入学後に「なんでこんなに伝わらないんだろう」と悩んでいたことが、診断を受けて一気に腑に落ちた気がしました。

中学入学後も決して順風満帆ではありませんでしたし、結果的に途中で通信制高校に通うという選択を取ることになりました。ですが、あの時の選択は間違っていなかったと、今は穏やかな気持ちで振り返れています。

事実、今でも中学校時代の友人達と連絡を取り合ったり、イベントのタイミングでは学校へ足を運び、先生方とも交流を続けています。お世話になったとある先生には、会うと色々込み上げる物があるからか、会話の中で必ず泣いてしまうようです。そこで先生が「お前は会うたびに泣くなぁ〜」と言うのがいつものお決まりみたいです。

次子の場合|きっかけはまさかの「制服」だった

次子は長子と違い子ども主導での中学受験でした。

姉の姿を見ていた次子

次子は長子とはタイプがまったく違う、コツコツ努力型の子どもです。友人付き合いもそれなりに上手く、公立中学でも十分やっていけそうだと思っていたので、最初から中学受験一択ではありませんでした。

ただ、長子が受験勉強をしている姿を幼い頃からずっと見ていたせいか、中学受験というものが次子にとって身近な存在になっていたようです。その影響もあり、小学3年生から塾に通い始めることになりました。

決め手はまさかの「制服」

次子が中学受験を「やりたい」と言い出したきっかけは、正直なところ地元中学の制服が気に入らなかったからです。「あの制服は嫌だ、他の学校に行きたい」という本人の一言が、すべての始まりでした。

最初は「そんな理由で?」と思った部分もありましたが、子ども自身が「受験したい」という意思を持ってくれたことは、伴走する上でとても大きかったです。自分で決めた目標があると、モチベーションの維持がまったく違います。

2人を経験して思うこと

2人の受験理由を振り返ると、片方は親の不安から、もう片方は子どもの意思から始まりました。どちらが正しいとか間違いとかではなく、その子その子に合った理由があればいいのだと思っています。

「うちはこんな理由で受験させていいのかな」と悩んでいるママもいるかもしれません。でも、理由の大小は関係ありません。子どものことを真剣に考えた上での選択なら、それが正解だと私は思っています。

余談ですが、我が家は夫も中学受験経験者です。その夫が中学受験をした理由は「地元中学は校則で坊主にしなければいけなかったから」でした。お義母さんが夫の坊主回避のために中学受験をさせると決めたと聞いて「理由なんて本当に色々だな」と感じだのを今でも覚えています。

最後に

中学受験をしようと思った理由は、家庭の数だけあります。正解がないように不正解もありません。

周りと比べて「うちは動機が不純かも」なんて思わなくて大丈夫です。大切なのは、子どもと一緒に走り抜けようとする気持ちです。このブログが、あなたの背中を少しでも押せたら嬉しいです。

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