男女別学vs共学、どちらを選ぶ?2人を送り出して感じたこと

記事内に広告が含まれています。

学校選びをしていると、一度は「別学か共学か」という話になります。偏差値や校風と並んで、この選択に悩む親御さんは多いと思います。

どちらが正解ということはありません。大切なのは、子どもの性格や雰囲気に合う環境かどうかだと思っています。いくつかの学校を見学したり、周囲の話を聞いたりしながら感じたことをお伝えします。

別学のイメージと実際

実際にいくつかの別学を見学したり、子どもや周囲の話を聞いたりして感じたことをまとめます。イメージと実際が違う部分もあって、なかなか面白かったです。

別学のメリット

別学の良さとしてまず感じるのは、異性の目を気にせず伸び伸び過ごせることです。同性だけの空間は絆が深まりやすく、学校全体に独特の一体感があると感じました。

また、男女では勉強への取り組み方や得意なスタイルに違いがあると言われますが、別学はそれぞれに合った授業の進め方やペースを反映しやすいという面があります。

わかりやすい一例の一つが授業の仕方です。男子は難しい問題や挑戦的な問題に意欲的に取り組む子が多いため先生も子ども達を煽るような授業の仕方を取り入れ、逆に女子は挑戦的な問題を出しても「そんなの無理ー」と投げてしまう子が一定数いるのでコツコツ階段を一段ずつ上がるようなイメージで授業を作るという話を聞いたことがあります。このような男女別の傾向に合わせた指導は結果的に勉強に集中しやすい環境につながっているのではないかと感じています。

さらに個人的に興味深いと感じたのが、「なんでも自分でやる力がつく」という点です。共学だと無意識に「これは男子がやること」「これは女子がやること」という役割分担が生まれやすいですが、別学ではそれがありません。裁縫や細かい作業も、大道具や力仕事も、全員が自分でやらなければならない環境です。異性に頼れない分、自分でなんでもこなす力が自然とついていくように思います。

別学のデメリット

一方で、異性との関わりに慣れにくいという点はデメリットとして挙げられます。学校生活の中で異性と接する機会が少ないため、大学や社会に出てから戸惑うケースもあるようです。また、異性との関わりが少ないという点は多様性が叫ばれる現在において視野が狭まる可能性や意見・考えの偏りが生まれる可能性もあります。

余談ですが、別学の文化祭を見学したときに驚いたのが歓声の違いです。女子校は黄色い歓声が飛び交い、男子校は野太い歓声が響く。同じような文化祭のイベントなのに、まったく別世界のような雰囲気でした。どうでもいい話ですが、初めて体感したときは思わず笑ってしまいました。

共学のイメージと実際

続いて共学についてです。共学はイメージしやすい分、実際のメリット・デメリットを改めて整理してみると気づくことがありました。

共学のメリット

共学の良さは、異性と自然に関われる環境があることです。日常的に異性と関わりながら学校生活を送ることで、多様な人間関係が築きやすく、社会に出てからのギャップも少ないと言われています。男女が一緒に行事や部活に取り組む経験は、別学ではなかなか得られないものです。チームで協力する力や、異なる価値観と向き合う力が自然と育まれやすい環境だと思います。

また、個人的にメリットだと思っているのが、別学だと生徒と同性の先生が多いことに対し、共学だと男性女性どちらの先生も多くいるという点です。おそらく修学旅行などの行事の関係上、先生の性別に偏りがあるのは仕方のないことだと思います。ですが、学生時代にどんな大人と触れるか、色々な考え・価値観を持った大人と触れる、ということを考えると、この点は共学のメリットになると考えています。先生は親の次に身近な大人になる可能性も高いので。

共学のデメリット

異性に触れることがメリットになる一方で、異性を意識しすぎて勉強に集中しにくくなるケースもあります。特に思春期の中高生にとっては、異性の存在が気になって学業がおろそかになることも珍しくないようです。

また、男女が混在することで人間関係が複雑になりやすい面もあります。友人関係や恋愛絡みのトラブルが生じやすいという話も、周囲から聞くことがありました。眉唾物の噂ですが、私立進学校の生徒の妊娠などの噂もネット上には転がっています。その噂が真実かはわかりませんが、別学よりも異性間のトラブルの可能性が高いことは間違いありません。異性間のトラブルを避けて別学へ進学希望という話も聞きますし、私もその気持ちはとてもわかります。

どちらが合うかの判断軸

別学か共学かを選ぶとき、子どもの性格やタイプを基準に考えると整理しやすいと思っています。

異性を意識しやすいタイプか、異性と自然に関われるタイプか。人間関係で疲れやすいか、多様な環境を好むか。勉強に集中できる環境を求めているか、社交的な場の中でも自分を保てるか。こういった子どもの性格や傾向をいくつか並べてみて、総合的にどちらが合いそうかを考えてみるのがいいと思っています。

ただ、どんな分析より大切なのは、実際に足を運んで子どもの反応を見ることだと思っています。説明会や文化祭で「ここの雰囲気が好き」と子どもが感じるかどうか。その感覚が、最終的な判断材料として一番信頼できると感じています。

最後に

別学と共学、どちらが優れているということはありません。どちらにもメリットとデメリットがあり、子どもの性格や目指す環境によって合う・合わないが変わってきます。

「なんとなく共学の方が普通かな」「別学の方が勉強に集中できそう」というイメージだけで決めるのではなく、ぜひ実際に両方の学校を見てみてください。見学して初めてわかることが、たくさんあります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました